“江鰶”の読み方と例文
読み方割合
こはだ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鮨売すしうりの粋な売声では、例の江鰶こはだの鮨売などは、生粋きっすいの江戸前でしたろう。この系統を引いてるものですが、治郎公のは声が好いというだけです。
江戸か東京か (新字新仮名) / 淡島寒月(著)
鳥追の声はさらなり、武家のつゞきて町に遠所には江鰶こはだすしたひのすしとうる声今もあり、春めくもの也。三月は桜草うる声に花をおもひ、五月は鰹々かつを/\白妙しろたへの垣根をしたふ。
鳥追の声はさらなり、武家のつゞきて町に遠所には江鰶こはだすしたひのすしとうる声今もあり、春めくもの也。三月は桜草うる声に花をおもひ、五月は鰹々かつを/\白妙しろたへの垣根をしたふ。