強田こはだ)” の例文
前の歌に、強田こはだとあったのと同じである。一首の意は、山科の木幡の山道をば徒歩でやって来た。おれは馬を持っているが、お前を思う思いに堪えかねて徒歩で来たのであるぞ、というのである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)