“こくぼうふじん”の漢字の書き方と例文
語句割合
国防婦人100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
出征しゅっせいさいは、○○えきから、徳蔵とくぞうさんは、出発しゅっぱつしたのです。兵隊へいたいさんをせた汽車きしゃとおると、国防婦人こくぼうふじん制服せいふくおんなたちは、線路せんろのそばにならんで、はたりました。
とびよ鳴け (新字新仮名) / 小川未明(著)
国防婦人こくぼうふじん制服せいふくひとたちが、ちいさなまるはたって、調子ちょうしわせてうたっていました。戦闘帽せんとうぼうかぶった青年せいねんが、元気げんきいっぱいにおおきなこえで、音頭おんどっていました。
とびよ鳴け (新字新仮名) / 小川未明(著)
ちがったあたらしいえきに、汽車きしゃくと、そこは入隊にゅうたいする兵士へいし見送みおくりで、構内こうないがにぎわっていました。しろ上衣うわぎ国防婦人こくぼうふじんのたすきをかけた婦人ふじんたちがたくさん、かよはいりました。
汽車は走る (新字新仮名) / 小川未明(著)
たすきをかけた、国防婦人こくぼうふじんひとたちの姿すがたえませんでした。
昼のお月さま (新字新仮名) / 小川未明(著)