“こいへ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
小家93.3%
小屋6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、たとへば薄青うすあをかげきよらかなる境内けいだいを、ひだりに、みぎにはむら小家こいへつて、ながれがさら/\とくろはしる。
飯坂ゆき (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
上田秋成が南禅寺常林庵の小家こいへにも、くちに暖簾をかけて「鶉屋うづらや」とたつた二字がしたゝめてあつたといふ事だ。
場所ばしよは、立出たちいでた休屋やすみや宿やどを、さながらたに小屋こいへにした、中山半島なかやまはんたう——半島はんたうは、あたかりうの、かうべ大空おほぞららしたかたちで、ところあぎとである。
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)