“くひころ”の漢字の書き方と例文
語句割合
喰殺100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
又は人の父を喰殺(くひころ)してその父にばけて年を歴(へ)たるに、一日その子山に入りて桑(くは)を採(と)るに、狼(おほかみ)きたりて人の如く立其裾(そのすそ)を銜(くはへ)たるゆゑ斧(をの)にて狼の額(ひたひ)を斫(きり)、狼にげ去(さ)りしゆゑ家にかへりしに
此(この)紀念塔(きねんたふ)の建(た)てられた深山(しんざん)までは、危險(きけん)だから誰(たれ)も行(い)けない、行(い)かなければ其樣(そん)な證據物(しようこぶつ)のある事(こと)は知(し)らないで居(を)る。※一(まんいち)行(い)けば忽(たちま)ち猛獸(まうじう)毒蛇(どくじや)に喰殺(くひころ)されてしもうから、死(し)んだ人間(にんげん)は無(な)いも同然(どうぜん)。
又は人の父を喰殺(くひころ)してその父にばけて年を歴(へ)たるに、一日その子山に入りて桑(くは)を採(と)るに、狼(おほかみ)きたりて人の如く立其裾(そのすそ)を銜(くはへ)たるゆゑ斧(をの)にて狼の額(ひたひ)を斫(きり)、狼にげ去(さ)りしゆゑ家にかへりしに
私(わたくし)は今(いま)喰殺(くひころ)されるのは覺悟(かくご)の前(まへ)だが、どうせ死(し)ぬなら徒(たゞ)は死(し)なぬぞ、斯(か)く睨合(にらみあ)つて居(を)る間(あひだ)に、先方(せんぱう)に卯(う)の毛(け)の虚(すき)でもあつたなら、機先(きせん)に此方(こなた)から飛掛(とびかゝ)つて、多少(たせう)の痛(いた)さは見(み)せて呉(く)れんと考(かんが)へたので