“其裾”の読み方と例文
読み方割合
そのすそ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
又は人の父を喰殺(くひころ)してその父にばけて年を歴(へ)たるに、一日その子山に入りて桑(くは)を採(と)るに、狼(おほかみ)きたりて人の如く立其裾(そのすそ)を銜(くはへ)たるゆゑ斧(をの)にて狼の額(ひたひ)を斫(きり)、狼にげ去(さ)りしゆゑ家にかへりしに
風呂敷から血に染つた片腕を出された時には、社長も顔色を失つて、逃げ掛けたサウですが、其裾(そのすそ)を捉(とら)へて悲惨なる労働者の境遇を説き、資本家制度の残忍暴戻(ばうれい)を涙を揮(ふる)つて論じたのには
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
又は人の父を喰殺(くひころ)してその父にばけて年を歴(へ)たるに、一日その子山に入りて桑(くは)を採(と)るに、狼(おほかみ)きたりて人の如く立其裾(そのすそ)を銜(くはへ)たるゆゑ斧(をの)にて狼の額(ひたひ)を斫(きり)、狼にげ去(さ)りしゆゑ家にかへりしに