“ぎだう”の漢字の書き方と例文
語句割合
宜道100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
細(ほそ)い大根(だいこ)を三四本(ほん)ぶら下(さ)げて、今日(けふ)は御馳走(ごちそう)を買(か)つて來(き)たと云(い)つて、それを宜道(ぎだう)に煑(に)てもらつて食(く)つた。宜道(ぎだう)も宗助(そうすけ)も其(その)相伴(しやうばん)をした。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
彼(かれ)は平凡(へいぼん)を分(ぶん)として、今日(こんにち)迄(まで)生(い)きて來(き)た。聞達(ぶんたつ)程(ほど)彼(かれ)の心(こゝろ)に遠(とほ)いものはなかつた。彼(かれ)はたゞ有(あり)の儘(まゝ)の彼(かれ)として、宜道(ぎだう)の前(まへ)に立(た)つたのである。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
二度目(どめ)に眼(め)が覺(さ)めた時(とき)、彼(かれ)は驚(おど)ろいて飛(と)び起(お)きた。縁側(えんがは)へ出(で)ると、宜道(ぎだう)が鼠木綿(ねずみもめん)の着物(きもの)に襷(たすき)を掛(か)けて、甲斐々々(かひ/″\)しく其所(そこ)いらを拭(ふ)いてゐた。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)