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かいさつぐち
ふりがな文庫
“かいさつぐち”の漢字の書き方と例文
語句
割合
改札口
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
改札口
(逆引き)
「おーい、時間だよ。ぐずぐずしていると、汽車が出ちまうよ。」と大きな
叫
(
さけ
)
び声が聞こえて来ました。女の人は少女の手を引いて、
改札口
(
かいさつぐち
)
の方へ走って行ってしまいました。
曲馬団の「トッテンカン」
(新字新仮名)
/
下村千秋
(著)
所
(
ところ
)
がそれよりも
先
(
さき
)
にけたたましい
日和下駄
(
ひよりげた
)
の
音
(
おと
)
が、
改札口
(
かいさつぐち
)
の
方
(
はう
)
から
聞
(
きこ
)
え
出
(
だ
)
したと
思
(
おも
)
ふと、
間
(
ま
)
もなく
車掌
(
しやしやう
)
の
何
(
なに
)
か
云
(
い
)
ひ
罵
(
ののし
)
る
聲
(
こゑ
)
と
共
(
とも
)
に、
私
(
わたくし
)
の
乘
(
の
)
つてゐる二
等
(
とう
)
室
(
しつ
)
の
戸
(
と
)
ががらりと
開
(
あ
)
いて十三四の
小娘
(
こむすめ
)
が
一人
(
ひとり
)
蜜柑
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
呼
(
よ
)
ぶと、
驛員
(
えきゐん
)
が
駈
(
か
)
けて
來
(
き
)
た。まだ
宵
(
よひ
)
ながら
靴
(
くつ
)
の
音
(
おと
)
が
高
(
たか
)
く
響
(
ひゞ
)
く。……
改札口
(
かいさつぐち
)
に
人珍
(
ひとめづら
)
しげに
此方
(
こなた
)
を
透
(
す
)
かした
山家
(
やまが
)
の
小兒
(
こども
)
の
乾栗
(
ほしぐり
)
のやうな
顏
(
かほ
)
の
寂
(
さび
)
しさ。
魔法罎
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
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