“おうしう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
應酬46.2%
奥州30.8%
欧洲15.4%
押収7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
八五郎と應酬おうしうする冗談も少なくなりましたが、多見治との交渉は次第に深くなつて、何彼とその意見を聽いたり、立入つたことを手傳はせたりして居ります。
自分ばかりが博識ものしりがるものなり、菊塢きくう奥州おうしうよりボツト出て、堺町さかひてう芝居茶屋しばゐぢやや和泉屋いづみやかんらうかた飯焚めしたきとなり、気転きてんくより店の若衆わかいしゆとなり、客先きやくさき番附ばんづけくばりにも
隅田の春 (新字旧仮名) / 饗庭篁村(著)
時は欧洲おうしう大戦の半ばごろところなみも煮え立つやうな暑い印度洋いんどやう
怪艦ウルフ号 (新字旧仮名) / 宮原晃一郎(著)
で、其手紙そのてがみは一わたし押収おうしうすることにして、一たんつくゑ抽斗ひきだしそこれてたが、こんな反故屑ほごくづ差押さしおさへてそれなんになるか。
背負揚 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)