トップ
>
應酬
>
おうしう
ふりがな文庫
“
應酬
(
おうしう
)” の例文
新字:
応酬
〔譯〕
愼獨
(
しんどく
)
の
工夫
(
くふう
)
は、
當
(
まさ
)
に身
稠人
(
ちうじん
)
廣座
(
くわうざ
)
の中に在るが如く一
般
(
ぱん
)
なるべし。
應酬
(
おうしう
)
の工夫は、
當
(
まさ
)
に
間居
(
かんきよ
)
獨處
(
どくしよ
)
の時の如く一般なるべし。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
八五郎と
應酬
(
おうしう
)
する冗談も少なくなりましたが、多見治との交渉は次第に深くなつて、何彼とその意見を聽いたり、立入つたことを手傳はせたりして居ります。
銭形平次捕物控:249 富士見の塔
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
何處までが聖人なのか、何處までが俗人なのかこのときまで私には分らなかつたのだ。しかしこの
應酬
(
おうしう
)
の中に、暴露されつゝあつた、彼の性格の解剖が、次から次へ私の眼の前を通り進んだ。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
威勢の良い惡口を
應酬
(
おうしう
)
し乍ら、盃の献酬は、お互の顏の見わかぬまで續きました。
銭形平次捕物控:166 花見の果て
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
町役人や、土地の御用聞を相手に、全く無駄と見える
應酬
(
おうしう
)
を交して居るのです。
銭形平次捕物控:307 掏られた遺書
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
平次と八五郎はこんなことを
應酬
(
おうしう
)
して居ります。
銭形平次捕物控:172 神隠し
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
應
部首:⼼
17画
酬
常用漢字
中学
部首:⾣
13画
“應”で始まる語句
應
應用
應答
應援
應報
應護
應接間
應神天皇
應々
應接