“おうしゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
奥州44.8%
欧洲25.9%
応酬22.4%
押収3.4%
欧州3.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
出家後しばらく京都近くに居り、それから伊勢いせへ行ってしばらく住んだらしく、それから東海道を奥州おうしゅうまで旅した。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)
そしておしまいに奥州おうしゅう衣川ころもがわというところで、義経よしつねのためににをしました。
牛若と弁慶 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
君も知っている通り、千枝子の夫は欧洲おうしゅう戦役中、地中海ちちゅうかい方面へ派遣された「A——」の乗組将校だった。
妙な話 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
三等船客の中に、眼がわるいので欧洲おうしゅうまわりで渡米する一青年があって「思出おもいで」を持て居た。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
いずれもむしょうに昂奮した口調で、こんなことを応酬おうしゅうしたのち、女房は返事も口の中でして奥の間へ飛び込んだ。
電気風呂の怪死事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
トック君の心霊はこの問に答うるにさらに問をもってしたり。こはトック君を知れるものにはすこぶる自然なる応酬おうしゅうなるべし。
河童 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
これ等は時を移さず警察へ押収おうしゅうされたが、親分加藤吉蔵は既にお由殺しの有力な嫌疑者として、主任と入れ違いに拘引されていたのであった。
白蛇の死 (新字新仮名) / 海野十三(著)
証拠物件は押収おうしゅうされてしまった——
学者は社会の進歩の秩序ちつじょとして、団体観念から個人関係に移って行くと説く人もあるが、欧州おうしゅうの進歩は果たしてそういう形跡を現している。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
「ええ、いつかの望遠鏡ですか。まだ来ないんです。なかなか来ないです。欧州おうしゅう航路は大分混乱してますからね。来たらすぐ持って来てお目にかけますよ。土星のなんかそれぁ美しいんですからね。」
土神ときつね (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)