“いつつう”の漢字の書き方と例文
語句割合
一通100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さて、温泉宿ゆのやどかへつたが、人々ひと/″\は、雪枝ゆきえかほいろ清々すが/\しいのをながめて、はじめてわたした一通いつつう書信しよしんがある。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
本當ほんたう奇妙きめうことだとおもつてると、あること、ウルピノ山中さんちうとて、子ープルスのまちからは餘程よほどはなれた寒村かんそんの、浮世うきよそと尼寺あまでらから、一通いつつう書状てがみとゞきました、うたがひもなき亞尼アンニー手跡しゆせき
人傳ひとづてふみ一通いつつうそれすらもよこさぬとは外面げめん如菩薩によぼさつ内心ないしんはあれも如夜叉によやしやめ。
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)