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『怪談会 序』
ふりがな文庫
『
怪談会 序
(
かいだんかい じょ
)
』
序 傳ふる處の怪異の書、多くは徳育のために、訓戒のために、寓意を談じて、勸懲の資となすに過ぎず。蓋し教のために、彼の鬼神を煩らはすもの也。人意焉ぞ鬼神の好惡を察し得むや。察せずして是を謂ふ、いづれも世道に執着して、其の眞相を過つなり。聞く、 …
著者
泉鏡花
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
煩
(
わづ
)
執着
(
しうぢやく
)
怪異
(
くわいい
)
教
(
をしへ
)
書
(
しよ
)
美
(
び
)
鬼神
(
きしん
)
談
(
だん
)
焉
(
いづくん
)
魚
(
うを
)
沖
(
をき
)
以
(
も
)
爰
(
こゝ
)
皆
(
みな
)
汽車
(
きしや
)
蓋
(
けだ
)
過
(
あやま
)
故
(
ゆゑ
)
世道
(
せだう
)
其
(
そ
)
好惡
(
かうを
)
走
(
はし
)
處
(
ところ
)
訓戒
(
くんかい
)
記
(
しる
)
人
(
ひと
)
謂
(
い
)
讀
(
よ
)
資
(
し
)
聞
(
き
)
事實
(
じじつ
)
過
(
す
)
飛
(
と
)
也
(
なり
)
世
(
よ
)
鳥
(
とり
)
人意
(
じんい
)
得
(
え
)
似
(
に
)
眞相
(
しんさう
)
傳
(
つた
)
勸懲
(
くわんちやう
)
勿
(
なか
)
泳
(
およ
)
多
(
おほ
)
寓意
(
ぐうい
)
是
(
これ
)
察
(
さつ
)
廂髮
(
ひさしがみ
)
彼
(
か
)
徳育
(
とくいく
)