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高橋
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たかばし
ふりがな文庫
“
高橋
(
たかばし
)” の例文
私たちは
高橋
(
たかばし
)
から東湾汽船に乗ったのであるが、乗ろうとしたとたんに「先生よう」と声をかけられ、見ると、そこに留さんがいるのでどきっとした。
青べか物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
あゝ、
默
(
だま
)
り
默
(
だま
)
り。——あの
高橋
(
たかばし
)
を
出
(
で
)
る
汽船
(
きせん
)
は
大變
(
たいへん
)
な
混雜
(
こんざつ
)
ですとさ。——この
四五年
(
しごねん
)
浦安
(
うらやす
)
の
釣
(
つり
)
がさかつて、
沙魚
(
はぜ
)
がわいた、
鰈
(
まこ
)
が
入
(
はひ
)
つたと、
乘出
(
のりだ
)
すのが、
押合
(
おしあひ
)
、へし
合
(
あひ
)
。
深川浅景
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
却って
私
(
わたくし
)
どもに居りまするよりは、親父も帰って来た事ですから、親子の者に
世帯
(
しょたい
)
を持たして、通い番頭にしようというので、
高橋
(
たかばし
)
を曲ると
直
(
すぐ
)
に二軒目に明家がございまして
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
橋より東少許のところに竪川に通ずる小渠あり。なほ東して
高橋
(
たかばし
)
及び新高橋下を過ぐれば、扇橋猿江橋の間の横川に会す。なほ東して
已
(
や
)
まざれば天神川と十字を為して、終に中川に会す。
水の東京
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
僕はカメラを頸にかけて、幅のひろい
高橋
(
たかばし
)
のたもとに立っていた。
ヒルミ夫人の冷蔵鞄
(新字新仮名)
/
海野十三
、
丘丘十郎
(著)
▼ もっと見る
江東区の
高橋
(
たかばし
)
から出ていた通船、
葛西
(
かさい
)
、東湾の両汽船とも、ずっと以前に運行をやめ、もっぱらバスの乗り継ぎに切り替えられた、と聞いていたから
青べか物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
又「それは
訳
(
わきゃ
)
アねえ、僕が鍋焼饂飩を売ってる場所は、毎晩
高橋
(
たかばし
)
際
(
ぎわ
)
へ荷を
降
(
おろ
)
して、鍋焼饂飩と
怒鳴
(
どな
)
って居るから、君が饂飩を喰う客の
積
(
つも
)
りで、そっと話をすれば知れる
気遣
(
きづかい
)
はあるめえ」
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
深川
(
ふかがは
)
高橋
(
たかばし
)
の
東
(
ひがし
)
、
海邊
(
うみべ
)
大工町
(
だいくちやう
)
なるサイカチといふ
處
(
ところ
)
より
小名木川
(
をなぎがは
)
に
舟
(
ふね
)
うけて……
深川浅景
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
私たちは
高橋
(
たかばし
)
から東湾汽船に乗ったのであるが、乗ろうとしたとたんに「先生よう」と声をかけられ、見ると、そこに留さんがいるのでどきっとした。
青べか物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
高橋
(
たかばし
)
を渡って深川元町へ出て、
猿子橋
(
さるこばし
)
の傍に濱田という料理屋があります。
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
江東区の
高橋
(
たかばし
)
から出ていた通船、
葛西
(
かさい
)
、東湾の両汽船とも、ずっと以前に運行をやめ、もっぱらバスの乗り継ぎに切り替えられた、と聞いていたから
青べか物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
今日は
竪川
(
たてかわ
)
で
伝馬
(
てんま
)
が詰っちまってな、
高橋
(
たかばし
)
まで五時間もかかっちまっただよ。
青べか物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
今日は
竪川
(
たてかわ
)
で
伝馬
(
てんま
)
が詰っちまってな、
高橋
(
たかばし
)
まで五時間もかかっちまっただよ。
青べか物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
高
常用漢字
小2
部首:⾼
10画
橋
常用漢字
小3
部首:⽊
16画
“高橋”で始まる語句
高橋君
高橋判官
高橋是清
高橋順益
高橋梅
高橋氏
高橋際
高橋由一
高橋高敏
高橋箒庵