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飼犬
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かひいぬ
ふりがな文庫
“
飼犬
(
かひいぬ
)” の例文
汚
(
よご
)
れ
傷
(
きず
)
ついて來た
飼犬
(
かひいぬ
)
でもいたはるやうに八五郎の身體をクルリと廻して、せめてもの埃を叩いてやつて居ります。
銭形平次捕物控:023 血潮と糠
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
足下
(
おぬし
)
は、
街中
(
まちなか
)
で
咳
(
せき
)
をして
足下
(
おぬし
)
の
飼犬
(
かひいぬ
)
の
日向
(
ひなた
)
ぼこりを
驚
(
おどろ
)
かしたと
言
(
い
)
うて、
或
(
ある
)
男
(
をとこ
)
と
鬪爭
(
けんくわ
)
をした。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
その
飼犬
(
かひいぬ
)
ではないらしいが、
毛色
(
けいろ
)
の
好
(
い
)
い、
耳
(
みゝ
)
の
垂
(
た
)
れた、すらつとしたのが、のつそり、うしろについてたが、
皆
(
みんな
)
で、がや/\いつて、
迷兒
(
まひご
)
にかゝりあつて、うつかりしてる
隙
(
ひま
)
に
迷子
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
助
(
たすく
)
る人はなくとも雪さへ
消
(
きえ
)
なば
木根
(
きのね
)
岩角
(
いはかど
)
に
縋
(
とりつき
)
てなりと宿へかへらんと、雪のきゆるをのみまちわび幾日といふ日さへ
忘
(
わすれ
)
て
虚々
(
うか/\
)
くらししが、熊は
飼犬
(
かひいぬ
)
のやうになりてはじめて人間の
貴
(
たふとき
)
事を
知
(
し
)
り
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
サン
何
(
なん
)
の、すぐ
立
(
た
)
つわい、モンタギュー
家
(
け
)
の
飼犬
(
かひいぬ
)
を
見
(
み
)
たゞけでも。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
飼
常用漢字
小5
部首:⾷
13画
犬
常用漢字
小1
部首:⽝
4画
“飼”で始まる語句
飼
飼糧
飼料
飼葉
飼鳥
飼馬
飼桶
飼主
飼猫
飼蚕