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風評
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うはさ
ふりがな文庫
“
風評
(
うはさ
)” の例文
其様
(
そんな
)
ことは先生に取つて少しも珍らしく無いのだ、此頃は
尚
(
ま
)
だ
酷
(
ひど
)
い
風評
(
うはさ
)
が立つてるんだ——山木の梅子さんて
令嬢
(
かた
)
と
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
其
(
それ
)
は
外日
(
いつぞや
)
友人
(
いうじん
)
の
処
(
ところ
)
で、
或冬
(
あるふゆ
)
の
夜
(
よ
)
、
酒
(
さけ
)
を
飲
(
の
)
みながら
遅
(
おそ
)
くまで
話込
(
はなしこ
)
んでゐた
時
(
とき
)
の
事
(
こと
)
、
恋愛談
(
れんあいだん
)
から
女学生
(
ぢよがくせい
)
の
風評
(
うはさ
)
が
始
(
はじ
)
まつて、
其時
(
そのとき
)
細君
(
さいくん
)
が
一人
(
ひとり
)
の
同窓の友
(
クラスメート
)
に、
散々
(
さん/″\
)
或学生
(
あるがくせい
)
に
苦労
(
くらう
)
をした
揚句
(
あげく
)
、
熱湯
(
にえゆ
)
を
呑
(
のま
)
されて
背負揚
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
貪婪の
風評
(
うはさ
)
ありし者。ポルトガルロはポルトガル。
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
誰が言うたか松島大佐も其れが為めに
甚
(
ひど
)
く感色を悪るくして居たと云ふのだから、——篠田も
最早
(
もはや
)
教会を除名した上は、
風評
(
うはさ
)
も自然立ち消えになるであらうが、
兎角
(
とかく
)
世間は
五月蝿
(
うるさい
)
ものだから
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
“風評”の意味
《名詞》
風 評(ふうひょう)
良くない評判、噂。
(出典:Wiktionary)
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
評
常用漢字
小5
部首:⾔
12画
“風”で始まる語句
風
風情
風邪
風采
風呂
風体
風呂敷
風貌
風靡
風呂敷包