類品るゐひん)” の例文
類品るゐひんよりでたれど此所ここげたるものは武藏荏原郡大森貝塚より出でたるなり。骨器の類は此他種々れどはんいとひてしるさず
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
ぐわつ二十三にちには、幻翁げんおう望生ぼうせいおよの三にん出掛でかけたが、此時このときまた幻翁げんおう完全くわんぜんなる小土瓶せうどびんを一し、望生ぼうせい砧形きぬたがた小角器せうかくき用法ようはふ不明ふめい類品るゐひん下總しもふさ余山よやまよりづ)と朝貌式あさがほしき完全土器くわんぜんどきとを
此所ここに畫きたるものは伊豆君澤郡久連くづら村より出でしものなるが、類品るゐひん諸地方しよちはうより出でたり。恐らくは網のおもりならん。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
石錐 石鏃せきぞく類品るゐひんにして、全体ぜんたいぼうの形を成せる物有り、又一方のみ棒の形を成し一端は杓子しやくしの如くにふくらみたる物有り。是等これらきりの用を爲せしものなるべし。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)