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顏
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つら
ふりがな文庫
“
顏
(
つら
)” の例文
新字:
顔
けふもけふとて、ぐでんぐでんに
御亭主
(
ごていしゆ
)
が
醉拂
(
よつぱら
)
へてかへつて
來
(
く
)
ると、お
上
(
かみ
)
さんが
山狼
(
やまいぬ
)
のやうな
顏
(
つら
)
をして
吠
(
ほ
)
え
立
(
た
)
てました。
ちるちる・みちる
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
「だつてお
前
(
まへ
)
、お
前
(
まへ
)
の
前
(
まへ
)
だが、あの
顏
(
つら
)
をつかめえて、
牛切小町
(
うしきりこまち
)
なんて、お
前
(
まへ
)
、
怒
(
おこ
)
らうぢやねえか。」
鑑定
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
佛樣みてえな伜を縛つて行きやがつて、どの
顏
(
つら
)
下げて來やがつたんだい。——そんなに火焙りにしたきや、三村屋の親爺を縛つて行きやがれ。借金で首が廻らねえ筈だ。
銭形平次捕物控:059 酒屋火事
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
言ふ
顏
(
つら
)
にくしものしりこじき。
北村透谷詩集
(旧字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
其
(
そ
)
の
透間
(
すきま
)
へ
鼬
(
いたち
)
がちよろりと
覗
(
のぞ
)
くやうに、
茶色
(
ちやいろ
)
の
偏平
(
ひらつた
)
い
顏
(
つら
)
を
出
(
だ
)
したと
窺
(
うかゞ
)
はれるのが、もぞり、がさりと
少
(
すこ
)
しづゝ
入
(
はひ
)
つて、ばさ/\と
出
(
で
)
る、と
大
(
おほ
)
きさやがて
三俵法師
(
さんだらぼふし
)
、
形
(
かたち
)
も
似
(
に
)
たもの、
毛
(
け
)
だらけの
凝團
(
かたまり
)
人魚の祠
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
顏
部首:⾴
18画
“顏”を含む語句
顏色
顏容
笑顏
顏立
容顏
泣顏
聖顏
顏中
横顏
眞顏
瓜實顏
夕顏
赭顏
紅顏
得意顏
顏面
御顏色
顏貌
顏觸
顏料
...