“顏觸”のいろいろな読み方と例文
新字:顔触
読み方割合
かほぶ50.0%
かほぶれ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その顏觸かほぶれは主人の萬藏、めかけのお寅を始め、嫁入つた娘のお春、その亭主の治三郎、老番頭の和助、若い番頭音吉——以上六人で、それに平次と八五郎が加はつて八人になります。
「明神樣の境内で遊んでる子供達ですよ。あの顏觸かほぶれは毎日同じだ、間違ひつこありませんよ。河内屋の坊つちやんが、昨日くしやみを幾つしたかまで知つて居ますぜ」
銭形平次捕物控:050 碁敵 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)