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額
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ひたへ
ふりがな文庫
“
額
(
ひたへ
)” の例文
小六
(
ころく
)
は
袂
(
たもと
)
を
探
(
さぐ
)
つて
其
(
その
)
書付
(
かきつけ
)
を
取
(
と
)
り
出
(
だ
)
して
見
(
み
)
せた。それに「
此
(
この
)
垣
(
かき
)
一重
(
ひとへ
)
が
黒鐵
(
くろがね
)
の」と
認
(
したゝ
)
めた
後
(
あと
)
に
括弧
(
くわつこ
)
をして、(
此
(
この
)
餓鬼
(
がき
)
額
(
ひたへ
)
が
黒缺
(
くろがけ
)
の)とつけ
加
(
くは
)
へてあつたので、
宗助
(
そうすけ
)
と
御米
(
およね
)
は
又
(
また
)
春
(
はる
)
らしい
笑
(
わらひ
)
を
洩
(
も
)
らした。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
石の
額
(
ひたへ
)
は物うげの
瑪瑙
(
めなう
)
のおもひ
有明集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
“額”の意味
《名詞》
(ガク)金銭の量。金額。
(ガク)書画などを入れ壁にかけるなどして飾るための枠。額縁。
(ひたい)顔のうち、髪の生えぎわからまゆまでの部分。おでこ。
(ぬか)(古) ひたい。
(出典:Wiktionary)
“額”の解説
額(ひたい)は、顔の上部で、眉と髪の生え際の間のことである。くだけた言い方でおでこ(でこ)、古語ではぬかともいう。眉と眉の間は特に眉間(みけん)という。
(出典:Wikipedia)
額
常用漢字
小5
部首:⾴
18画
“額”を含む語句
前額
額越
額際
出額
金額
富士額
真額
額付
額髪
額田
巨額
額着
額田王
少額
額縁
扁額
板額
額部
凸額
額堂
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