トップ
>
頼
>
らい
ふりがな文庫
“
頼
(
らい
)” の例文
「橋本と
頼
(
らい
)
は幕に
憚
(
はばか
)
りて
斬
(
き
)
ったも
尤
(
もっと
)
もなれども、
飯泉
(
いいずみ
)
喜内を斬ったは無益の殺生、それはとまれ喜内を斬るほどでは、回も斬られずとも遠島は免れずと覚悟致し候」
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
水戸の『大日本史』に、尾張の『
類聚日本紀
(
るいじゅうにほんぎ
)
』に、あるいは
頼
(
らい
)
氏の『日本外史』に、大義名分を正そうとした人たちのまいた種が深くもこの国の人々の心にきざして来たのだ。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
夜の祭には色々
好
(
い
)
い拾ひ物がある。県祭などにも
色々
(
いろん
)
な面白い夢が転がつてゐるのを聞くが、
頼
(
らい
)
山陽なども、その夢を拾つた一
人
(
にん
)
で、相手は何でも特殊部落の娘だつたらしいといふ事だ。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
○
余
(
よ
)
先年俗にいふ
大和
(
やまと
)
めぐりしたるをり、半月あまり京にあそび、
旧友
(
きういう
)
の画家
春琴子
(
しゆんきんし
)
に
就
(
つい
)
て
諸名家
(
しよめいか
)
をたづねし時、
鴻儒
(
かうじゆ
)
の
聞
(
きこえ
)
高き
頼
(
らい
)
先生(名襄、字子成、山陽と号、通称頼徳太郎)へも
訪
(
とむら
)
ひ
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
これは彼の持物であるが、彼のおもわくを見るとあんまりいいものでもないらしく、彼は「
癩
(
らい
)
」という言葉を嫌って一切「
頼
(
らい
)
」に近い
音
(
おん
)
までも嫌った。あとではそれを
推
(
お
)
しひろめて「
亮
(
りょう
)
」もいけない。
阿Q正伝
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
▼ もっと見る
○
余
(
よ
)
先年俗にいふ
大和
(
やまと
)
めぐりしたるをり、半月あまり京にあそび、
旧友
(
きういう
)
の画家
春琴子
(
しゆんきんし
)
に
就
(
つい
)
て
諸名家
(
しよめいか
)
をたづねし時、
鴻儒
(
かうじゆ
)
の
聞
(
きこえ
)
高き
頼
(
らい
)
先生(名襄、字子成、山陽と号、通称頼徳太郎)へも
訪
(
とむら
)
ひ
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“頼”の解説
頼(らい)は、周代に存在した諸侯国。紀元前538年、楚によって滅ぼされた。
(出典:Wikipedia)
頼
常用漢字
中学
部首:⾴
16画
“頼”を含む語句
無頼漢
依頼
無頼
空頼
手頼
頼光
無頼者
源三位頼政
御頼申
御依頼
頼母敷
平判官康頼
心頼
蒲冠者範頼
頼母
頼山陽
信頼
放蕩無頼
御頼
頼家
...