トップ
>
雄姿
>
ゆうし
ふりがな文庫
“
雄姿
(
ゆうし
)” の例文
矢数
(
やかず
)
はひょうひょうと
虹
(
にじ
)
のごとく
放
(
はな
)
たれたが、時間はほんの
瞬間
(
しゅんかん
)
、すでに
大鷲
(
おおわし
)
は町の空を
斜
(
なな
)
めによぎって、その
雄姿
(
ゆうし
)
を
琵琶湖
(
びわこ
)
のほうへかけらせたが
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その指す方には、空気のない
澄明
(
ちょうめい
)
なる空間をとおして、新宇宙艇の
雄姿
(
ゆうし
)
が見えた。「誰か、艇内からピストルを
放
(
はな
)
ったよ。撃たれた方が、いま砂地に倒れちゃった。誰がやられたんだろう」
月世界探険記
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
お
爺
(
じい
)
さんからそう
注意
(
ちゅうい
)
されるまでもなく、
私
(
わたくし
)
はもう
先刻
(
さっき
)
から
一心不乱
(
いっしんふらん
)
に
深
(
ふか
)
い
統一
(
とういつ
)
に
入
(
はい
)
って、
黒雲
(
くろくも
)
の
中
(
なか
)
を
睨
(
にら
)
みつめて
居
(
い
)
たのですが、たちまち
一体
(
いったい
)
の
竜神
(
りゅうじん
)
の
雄姿
(
ゆうし
)
がそこに
鮮
(
あざや
)
かに
見出
(
みいだ
)
されました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
楠公の
御像
(
みぞう
)
の
雄姿
(
ゆうし
)
都の話
(新字旧仮名)
/
渡久山水鳴
(著)
しかし——
鷲
(
わし
)
の
雄姿
(
ゆうし
)
は、もう貯水池のまわりには見えなかった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
すばらしいカモシカ号の
雄姿
(
ゆうし
)
!
宇宙の迷子
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
雄
常用漢字
中学
部首:⾫
12画
姿
常用漢字
小6
部首:⼥
9画
“雄”で始まる語句
雄
雄鶏
雄々
雄渾
雄叫
雄弁
雄山
雄大
雄蕊
雄勁