“雄山”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おやま90.0%
ゆうざん10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三千米以上の高距を有することは疑いを容れない(立山の三角点は標高二千九百九十二米であるが、雄山おやまそれよりも十四、五米高く、大汝おおなんじは更に五米程高い)
黒部峡谷 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
それはしだいに盛り上って向うに島の中心をなす雄山おやまの柔かいふくらみが眼をきつける、そこら一帯のはんの木の疎林そりん、あたりの畑地にもいっせいに新芽をふきだしているのを見て
石ころ路 (新字新仮名) / 田畑修一郎(著)
そこへまた、このあいだ城外へ出て行った浄信寺じょうしんじ雄山ゆうざんが、まがだにの奥から、わざわざ人夫に石塔せきとうを負わせて、帰って来た。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)