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鑿
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き
ふりがな文庫
“
鑿
(
き
)” の例文
そして持前の根強い力で一人ぼつちの寂しい道を
鑿
(
き
)
り
拓
(
ひら
)
いて
往
(
ゆ
)
かうとはしたが、女の身にとつて掛替のない愛人の死は
譬
(
たと
)
へがたない重荷であつた。
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
淋
(
さみし
)
い、
森
(
しん
)
とした中に
手拍子
(
てびょうし
)
が
揃
(
そろ
)
って、コツコツコツコツと、
鉄槌
(
かなづち
)
の音のするのは、この小屋に並んだ、
一棟
(
ひとむね
)
、
同一
(
おなじ
)
材木
納屋
(
なや
)
の中で、
三個
(
さんこ
)
の石屋が、石を
鑿
(
き
)
るのである。
三尺角
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
淋
(
さみし
)
い、
森
(
しん
)
とした
中
(
なか
)
に
手拍子
(
てびやうし
)
が
揃
(
そろ
)
つて、コツ/\コツ/\と、
鐵槌
(
かなづち
)
の
音
(
おと
)
のするのは、この
小屋
(
こや
)
に
並
(
なら
)
んだ、
一棟
(
ひとむね
)
、
同一
(
おなじ
)
材木納屋
(
ざいもくなや
)
の
中
(
なか
)
で、三
個
(
こ
)
の
石屋
(
いしや
)
が、
石
(
いし
)
を
鑿
(
き
)
るのである。
三尺角
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
“鑿”の解説
鑿(のみ)は、木材、石材、金属などに穴を穿ったり、彫刻したりするのに用いる切削加工の工具。部材に対して尾部をハンマーなどで叩く叩き鑿と、両手で突く突き鑿に大別される。
(出典:Wikipedia)
鑿
漢検1級
部首:⾦
28画
“鑿”を含む語句
穿鑿
掘鑿
鑿岩機
一鑿
大鑿
鑿胝
鑿孔機
開鑿
石鑿
丸鑿
斧鑿
不穿鑿
開鑿者
鑿入
鑿打
鐔鑿
穴鑿
神斧鬼鑿
鑿岩車
鑿竿
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