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金魚鉢
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きんぎょばち
ふりがな文庫
“
金魚鉢
(
きんぎょばち
)” の例文
多分
(
たぶん
)
被害者
(
ひがいしゃ
)
は、
苦
(
くる
)
しみもがき、
金魚鉢
(
きんぎょばち
)
のところまで
這
(
は
)
いよつてきて、
口
(
くち
)
をゆすぐか、または、
鉢
(
はち
)
の
中
(
なか
)
の
水
(
みず
)
を
飲
(
の
)
もうとしたのだろう。
金魚は死んでいた
(新字新仮名)
/
大下宇陀児
(著)
金魚鉢
(
きんぎょばち
)
にいれてあるすいれんが、かわいらしい
黄色
(
きいろ
)
な
花
(
はな
)
を
開
(
ひら
)
きました。どこから
飛
(
と
)
んできたか
小
(
ちい
)
さなはちがみつを
吸
(
す
)
っています。
すいれんは咲いたが
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
いたづら
為
(
し
)
たるものは
金坊
(
きんぼう
)
である。初めは
稗蒔
(
ひえまき
)
の
稗
(
ひえ
)
の、
月代
(
さかやき
)
のやうに素直に
細
(
こまか
)
く伸びた
葉尖
(
はさき
)
を、フツ/\と吹いたり、
﨟
(
ろう
)
たけた顔を斜めにして、
金魚鉢
(
きんぎょばち
)
の金魚の目を、左から、又右の方から
視
(
なが
)
めたり。
蠅を憎む記
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
忘れても二度と夏の夜の
金魚鉢
(
きんぎょばち
)
に木のふたをしないことである。
藤棚の陰から
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
庭
(
にわ
)
へ
向
(
む
)
いた
縁
(
えん
)
ばな——
金魚鉢
(
きんぎょばち
)
から六
尺
(
しゃく
)
ほどのへだたりがあつたが、その
縁
(
えん
)
ばなにウィスキイの
角
(
かく
)
びんと、九
谷
(
たに
)
らしい
盃
(
さかずき
)
が二つおいてあつた。
金魚は死んでいた
(新字新仮名)
/
大下宇陀児
(著)
▼ もっと見る
配下
(
はいか
)
のほとんど
全員
(
ぜんいん
)
に
手配
(
てはい
)
を
命
(
めい
)
じておいて、はじめはしかし、
島本守
(
しまもとまもる
)
には
見張
(
みは
)
りだけをつけ、
事件現場
(
じけんげんば
)
の
金魚鉢
(
きんぎょばち
)
を
調
(
しら
)
べた。
金魚は死んでいた
(新字新仮名)
/
大下宇陀児
(著)
“金魚鉢”の意味
《名詞》
金 魚 鉢 (きんぎょばち)
金魚を観賞するための小振りの水槽。
(出典:Wiktionary)
“金魚鉢”の解説
金魚鉢(きんぎょばち)とは、魚(主に金魚)の観賞を目的としたガラス製の鉢。
(出典:Wikipedia)
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
魚
常用漢字
小2
部首:⿂
11画
鉢
常用漢字
中学
部首:⾦
13画
“金魚”で始まる語句
金魚
金魚屋
金魚売
金魚麩
金魚籤
金魚藻
金魚好
金魚商
金魚賣