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野獸
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やじう
ふりがな文庫
“
野獸
(
やじう
)” の例文
新字:
野獣
それが何であるか、人間か動物か、一目見では誰も分らなかつた。まるで
四足
(
よつあし
)
で
匐
(
は
)
ひまはつてゐるやうに見えて、何か怪しい
野獸
(
やじう
)
のやうに、引掻いたり唸つたりしてゐた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
女王樣
(
ぢよわうさま
)
は
滿面
(
まんめん
)
朱
(
しゆ
)
をそゝいだやうに
眞赤
(
まつか
)
になつてお
怒
(
いか
)
りになりました、
暫時
(
しばし
)
の
間
(
あひだ
)
野獸
(
やじう
)
の
如
(
ごと
)
く
愛
(
あい
)
ちやんを
凝視
(
みつめ
)
てお
在
(
ゐ
)
でになりましたが、
軈
(
やが
)
て、『
頭
(
あたま
)
を
刎
(
は
)
ね
飛
(
と
)
ばすぞ!
刎
(
は
)
ね——』と
叫
(
さけ
)
ばれました。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
『
否
(
いゝ
)
え、
先
(
ま
)
ァ
見
(
み
)
てから、
其上
(
そのうへ
)
「
毒
(
どく
)
」か
毒
(
どく
)
でないかを
確
(
たし
)
かめなくては』と
云
(
い
)
ひました、それと
云
(
い
)
ふのも
愛
(
あい
)
ちやんが、
友達
(
ともだち
)
から
教
(
をし
)
へられた
瑣細
(
ささい
)
な
道理
(
だうり
)
を
憶
(
おぼ
)
えて
居
(
ゐ
)
なかつたため、
野獸
(
やじう
)
に
食
(
く
)
ひ
殺
(
ころ
)
されたり
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
野
常用漢字
小2
部首:⾥
11画
獸
部首:⽝
19画
“野”で始まる語句
野
野原
野暮
野分
野面
野郎
野良
野路
野菜
野茨