トップ
>
重代
>
ぢうだい
ふりがな文庫
“
重代
(
ぢうだい
)” の例文
扨
(
さて
)
又
(
また
)
お政は手早く
重代
(
ぢうだい
)
の
具足櫃
(
ぐそくびつ
)
を
脊負
(
せおひ
)
差替
(
さしがへ
)
の大小を
引抱
(
ひつかゝ
)
へ用意の金子を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
扨
(
さて
)
又
(
また
)
大橋文右衞門は久々にて稻葉丹後守殿
藩中
(
はんちう
)
へ行一別以來の
挨拶
(
あいさつ
)
に及び扨拙者儀
浪人
(
らうにん
)
の後斯樣々々の次第に因て
困窮
(
こんきう
)
なし餘儀なく
家
(
いへ
)
重代
(
ぢうだい
)
の品も質入なせし處此度月切に相成既に流れんとの趣き
度々
(
たび/\
)
催促
(
さいそく
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
賣
(
うり
)
たることが
有
(
ある
)
か
其
(
その
)
脇差は爾ぢの
品
(
しな
)
か又は
何國
(
どこ
)
から
持
(
もつ
)
て來たか
明白
(
めいはく
)
に申立よと云れ彌十は
少
(
すこ
)
し
口籠
(
くちごも
)
りしがイヱ此脇差は私しの家に
持傳
(
もちつた
)
へし
重代
(
ぢうだい
)
の品なりと云に役人コレ彌十
爾
(
なん
)
ぢが重代の品などは不屆き
至極
(
しごく
)
なり夫
縛
(
しば
)
れと
下知
(
げぢ
)
しければ
手先
(
てさき
)
の者
立懸
(
たちかゝ
)
り
忽然
(
たちまち
)
高手
(
たかて
)
小手
(
こて
)
に
縛
(
しば
)
り上るに彌十は
恐
(
おそ
)
れし
體
(
てい
)
にて何を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“重代”の意味
《名詞》
先祖から代を重ねること。累代。
先祖から代代代々伝わって来た物やことがら。
(出典:Wiktionary)
重
常用漢字
小3
部首:⾥
9画
代
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
“重”で始まる語句
重
重畳
重宝
重々
重量
重石
重荷
重箱
重立
重大