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道順
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みちじゅん
ふりがな文庫
“
道順
(
みちじゅん
)” の例文
「やッぱり、東海道から
裾野
(
すその
)
へはいって、それから
小太郎山
(
こたろうざん
)
へかえる
道順
(
みちじゅん
)
をとるらしゅうございます」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
正吉
(
しょうきち
)
は、
学校
(
がっこう
)
から
帰
(
かえ
)
ると、
道順
(
みちじゅん
)
から、
青木
(
あおき
)
と
小田
(
おだ
)
の
誘
(
さそ
)
いにくるのを
待
(
ま
)
つ
間
(
あいだ
)
、
金魚
(
きんぎょ
)
の
水
(
みず
)
を
換
(
か
)
えたりしていました。やがて、
外
(
そと
)
で
二人
(
ふたり
)
の
声
(
こえ
)
がしたので、
正吉
(
しょうきち
)
は、
家
(
いえ
)
を
出
(
で
)
たのであります。
眼鏡
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「いや、向うからここへ来て貰おう。第一その方が
道順
(
みちじゅん
)
だから。」
路上
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
熊蔵
(
くまぞう
)
も
雁六
(
がんろく
)
も、すこし
道順
(
みちじゅん
)
がわからなくなってきた。まえには
渓流
(
けいりゅう
)
、うしろは
暗黒
(
あんこく
)
!
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
道順
(
みちじゅん
)
で、
高橋
(
たかはし
)
が
先
(
さき
)
に
二人
(
ふたり
)
と
別
(
わか
)
れました。
世の中へ出る子供たち
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
では、われわれ三人は、
天
(
てん
)
ヶ
丘
(
おか
)
から十四、五
町
(
ちょう
)
手まえ
寒松院
(
かんしょういん
)
の
並木
(
なみき
)
にかくれて待つであろう。そちは身なりの目立たぬのをさいわい、
出立
(
しゅったつ
)
のようす、
人数
(
にんず
)
、
道順
(
みちじゅん
)
、落ちなくさぐって知らせてくれい
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“道順”の意味
《名詞》
目的地や目標とするものまでの進むべき道筋。
(出典:Wiktionary)
道
常用漢字
小2
部首:⾡
12画
順
常用漢字
小4
部首:⾴
12画
“道”で始まる語句
道
道理
道程
道化
道傍
道具
道行
道路
道中
道端