トップ
>
道陸神
>
だうろくじん
ふりがな文庫
“
道陸神
(
だうろくじん
)” の例文
其
(
そ
)
の
祖父殿
(
おんぢいどん
)
はの、
山伏
(
やまぶし
)
の
姿
(
すがた
)
した
旅
(
たび
)
の
修業者
(
しゆげふじや
)
が、
道陸神
(
だうろくじん
)
の
傍
(
そば
)
に
病倒
(
やみたふ
)
れたのを
世話
(
せわ
)
して、
死水
(
しにみづ
)
を
取
(
と
)
らしつけ……
其
(
そ
)
の
修業者
(
しゆげふじや
)
に
習
(
なら
)
つた
言
(
い
)
ひます。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
下では
石清水八幡
(
いはしみづはちまん
)
の本宮の徒と
山科
(
やましな
)
の八幡新宮の徒と大喧嘩をしたり、東西両京で陰陽の具までを
刻絵
(
きざみゑ
)
した男女の神像を供養礼拝して、岐神(さいの神、今の
道陸神
(
だうろくじん
)
ならん)
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
道のべの
道陸神
(
だうろくじん
)
よあかあかと日照り
隈
(
くま
)
なし道陸神よ
雲母集
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
男
(
をとこ
)
が
呼吸
(
いき
)
を
詰
(
つ
)
めた
途端
(
とたん
)
に、
立留
(
たちど
)
まつた
坂
(
さか
)
の
下
(
お
)
り
口
(
くち
)
。……
病院下
(
びやうゐんした
)
の
三
(
み
)
ツ
角
(
かど
)
は、
遺失
(
おと
)
すくらゐか、
路傍
(
みちばた
)
に
手紙
(
てがみ
)
をのせて
來
(
き
)
ても、
戀
(
こひ
)
の
宛名
(
あてな
)
に
屆
(
とゞ
)
きさうな、
塚
(
つか
)
、
辻堂
(
つじだう
)
、
賽
(
さい
)
の
神
(
かみ
)
、
道陸神
(
だうろくじん
)
のあとらしい
所
(
ところ
)
である。
艶書
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
首欠けし
道陸神
(
だうろくじん
)
よ。
海豹と雲
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
道
常用漢字
小2
部首:⾡
12画
陸
常用漢字
小4
部首:⾩
11画
神
常用漢字
小3
部首:⽰
9画
“道陸”で始まる語句
道陸