“道陸”の読み方と例文
読み方割合
どうりく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
安政四年には抽斎の七男成善しげよしが七月二十六日を以て生れた。小字おさなな三吉さんきち、通称は道陸どうりくである。即ち今のたもつさんで、父は五十三歳、母は四十二歳の時の子である。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
辰盛は通称を他人たひとといって、後小三郎こさぶろうと改め、また喜六きろくと改めた。道陸どうりく剃髪ていはつしてからの称である。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)