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逆襲
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ぎゃくしゅう
ふりがな文庫
“
逆襲
(
ぎゃくしゅう
)” の例文
こうした
場合
(
ばあい
)
、もしすこしでもひるむことがあれば
敵
(
てき
)
はあなどって
逆襲
(
ぎゃくしゅう
)
するのがきまりだから、ますます
攻勢
(
こうせい
)
に
出
(
で
)
なければならない。
しらかばの木
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「しかし」と、それでも子路はなお
逆襲
(
ぎゃくしゅう
)
する気力を失わない。南山の竹は
揉
(
た
)
めずして自ら直く、
斬
(
き
)
ってこれを用うれば
犀革
(
さいかく
)
の厚きをも通すと聞いている。
弟子
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
瑠璃子夫人の巧みな
逆襲
(
ぎゃくしゅう
)
に、みんなは声を
揃
(
そろ
)
えて
哄笑
(
こうしょう
)
した。富田と呼ばれた紳士は苦笑しながら言った。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
猟犬はきたばかりの不案内の土地なので、
狼群
(
ろうぐん
)
を追いつつ四方へちっていったのはいいが、勝手を知ったロボの群れにひどい
逆襲
(
ぎゃくしゅう
)
をくらって、夕方帰ってきたのは、たった六頭。
動物物語 狼の王ロボ
(新字新仮名)
/
アーネスト・トンプソン・シートン
(著)
それは、例の月人たちが、いつ
逆襲
(
ぎゃくしゅう
)
してくるか分からなかったからである。
三十年後の世界
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
▼ もっと見る
老人は
逆襲
(
ぎゃくしゅう
)
されてちょっと返事に困ったふうであったが
次郎物語:01 第一部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
「そのときには
間者
(
かんじゃ
)
をみちびきいれて
逆襲
(
ぎゃくしゅう
)
しよう」
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
勇気を起して復一は
逆襲
(
ぎゃくしゅう
)
した。
金魚撩乱
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
「
逆襲
(
ぎゃくしゅう
)
? ……」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
はるかに、このようすを
見
(
み
)
ていました
甲
(
こう
)
の
国
(
くに
)
の
大将
(
たいしょう
)
は、このときだと
思
(
おも
)
いました。
負
(
ま
)
けた
兵士
(
へいし
)
を
勇気
(
ゆうき
)
づけて
逆襲
(
ぎゃくしゅう
)
をいたし、さんざんに
弱
(
よわ
)
った
乙
(
おつ
)
の
国
(
くに
)
の
軍勢
(
ぐんぜい
)
を
破
(
やぶ
)
りました。
酒倉
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“逆襲”の解説
逆襲
(出典:Wikipedia)
逆
常用漢字
小5
部首:⾡
9画
襲
常用漢字
中学
部首:⾐
22画
“逆”で始まる語句
逆
逆上
逆立
逆手
逆鱗
逆落
逆様
逆茂木
逆捻
逆巻