トップ
>
跳起
>
はねおき
ふりがな文庫
“
跳起
(
はねおき
)” の例文
翌朝
(
よくあさ
)
イワン、デミトリチは
額
(
ひたひ
)
に
冷汗
(
ひやあせ
)
をびつしよりと
掻
(
か
)
いて、
床
(
とこ
)
から
吃驚
(
びつくり
)
して
跳起
(
はねおき
)
た。もう
今
(
いま
)
にも
自分
(
じぶん
)
が
捕縛
(
ほばく
)
されると
思
(
おも
)
はれて。
而
(
さう
)
して
自
(
みづか
)
ら
又
(
また
)
深
(
ふか
)
く
考
(
かんが
)
へた。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
向て有し故左りの方へ
跳起
(
はねおき
)
て枕元に有し短刀を拔き
汝
(
おのれ
)
曲者御參なれと切て掛れど病に
疲
(
つか
)
れし上
痛手
(
いたで
)
をさへ負たれば忽ち
眼
(
め
)
昏
(
くら
)
みて手元の狂ひし
故
(
ゆゑ
)
吾助が
小鬢
(
こびん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
一方
(
ひとかた
)
ではない、
如何
(
どう
)
いうわけか
跳起
(
はねおき
)
る気力も出ないで、違う違うと、ただ手を振りながら寝ていたが、やがてまた廊下に
草履
(
ぞうり
)
の音が聞えてガラリと障子が
開
(
あ
)
くと、
此度
(
こんど
)
は自分の
敵娼
(
あいかた
)
の顔が出た
一つ枕
(新字新仮名)
/
柳川春葉
(著)
翌朝
(
よくあさ
)
イワン、デミトリチは
額
(
ひたい
)
に
冷汗
(
ひやあせ
)
をびっしょりと
掻
(
か
)
いて、
床
(
とこ
)
から
吃驚
(
びっくり
)
して
跳起
(
はねおき
)
た。もう
今
(
いま
)
にも
自分
(
じぶん
)
が
捕縛
(
ほばく
)
されると
思
(
おも
)
われて。そうして
自
(
みずか
)
らまた
深
(
ふか
)
く
考
(
かんが
)
えた。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
跳
常用漢字
中学
部首:⾜
13画
起
常用漢字
小3
部首:⾛
10画
“跳”で始まる語句
跳
跳梁
跳上
跳躍
跳返
跳出
跳梁跋扈
跳付
跳足
跳込