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せえふ
ふりがな文庫
“
財布
(
せえふ
)” の例文
そんでも
財布
(
せえふ
)
にやまあだ
有
(
あ
)
るよ、
七日
(
なぬか
)
ばかり
働
(
はたら
)
えてそれでも二
兩
(
りやう
)
は
殘
(
のこ
)
つたかんな、そんで
又
(
また
)
行
(
い
)
く
筈
(
はず
)
で
前借
(
さきがり
)
少
(
すこ
)
しして
來
(
き
)
たんだ
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
巾着切
(
きんちゃくき
)
りの用心に
財布
(
せえふ
)
をにぎってばかりいねえでサ、その
財布
(
せえふ
)
のひもを、ちっとといたらどんなもんだい
丹下左膳:03 日光の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
財布
(
せえふ
)
が
這入
(
へえ
)
ってゝ金が一分二朱と六百あったから出して使ってしまうと、其奴がいうには、此の行李の中へ入れて置いた財布の金が
無
(
ね
)
え、
手前
(
てめえ
)
取ったろうというから
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
十五
日目
(
にちめ
)
に
成
(
な
)
らなくつちや
財布
(
せえふ
)
も
膨
(
ふく
)
れねえが、
又
(
また
)
百
(
ひやく
)
でも
出
(
で
)
つこはねえかんな
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
板子を持ってそッと其の侍の
後
(
うしろ
)
へ廻り、どやそうとすると、ひょいと飛びやアがって引っこ抜いたから、驚いて船へ逃込み、慌てゝ川中へ漕ぎ出しながら、と見ると船の中に
財布
(
せえふ
)
が一つ有った
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
一
杯
(
ぺえ
)
/\と云ってグーッと
引掛
(
ひっか
)
けたが、銭がねえんだが馴染の顔だからね、これ/\の
災難
(
せえなん
)
に逢って布団の
間
(
ええだ
)
へ
財布
(
せえふ
)
を忘れて来て、取りに
往
(
い
)
く事が出来ねえから
明日
(
あした
)
の晩まで貸しておくれというと
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“財布”の意味
《名詞》
財布(さいふ)
金銭やカードなどを持ち歩くために入れる布や革で作られた袋。かねいれ、がまぐち、札入れ。
(出典:Wiktionary)
“財布”の解説
財布(さいふ)は、紙幣や硬貨など通貨の携帯に用いる袋または容器である。
なお、漢字の「財」は音を表す「才」と意味を示す「貝」からなる形声文字で、「布」は音を表す「父」と意味を示す「巾」からなる形声文字である。
(出典:Wikipedia)
財
常用漢字
小5
部首:⾙
10画
布
常用漢字
小5
部首:⼱
5画
“財”で始まる語句
財産
財
財嚢
財宝
財寶
財政
財貨
財物
財産家
財界