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講談
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かうだん
ふりがな文庫
“
講談
(
かうだん
)” の例文
娯樂
(
ごらく
)
ものの
講談
(
かうだん
)
に、
近頃
(
ちかごろ
)
大立
(
おほだて
)
ものの、
岡引
(
をかつぴき
)
が、つけて、
張
(
は
)
つて、
見
(
み
)
さだめて、
御用
(
ごよう
)
と、
捕
(
と
)
ると、
其
(
そ
)
の
幽靈
(
いうれい
)
は……
女
(
わか
)
い
女
(
をんな
)
とは
見
(
み
)
たものの
慾目
(
よくめ
)
だ。
間引菜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
驚かせし事
枚擧
(
まいきよ
)
するに
暇
(
いとま
)
あらざるほど多き物から中にも殊に
勝
(
すぐ
)
れたるは天一
坊
(
ばう
)
が
裁判
(
さいばん
)
なり之は物の本にも作り又
芝居
(
しばゐ
)
にても
脚色
(
しくみ
)
講談
(
かうだん
)
落語
(
らくご
)
は更にも言ず其他
種々
(
さま/″\
)
の物にも見え其の筋に
大同小異
(
だいどうせうい
)
ありと雖も其主意とする所は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
と
言
(
い
)
はうとして、ふと
己
(
おのれ
)
を
顧
(
かへり
)
みて
呆
(
あき
)
れ
返
(
かへ
)
つた。
這個
(
この
)
髯斑
(
ひげまだら
)
に
眼
(
まなこ
)
円
(
つぶら
)
にして
面
(
おも
)
赤
(
あか
)
き
辺塞
(
へんさい
)
の
驍将
(
げうしやう
)
に
対
(
たい
)
して、
爾
(
しか
)
き
言
(
こと
)
を
出
(
だ
)
さむには、
当時
(
たうじ
)
流行
(
りうかう
)
の
剣劇
(
けんげき
)
の
朱鞘
(
しゆざや
)
で
不可
(
いけず
)
、
講談
(
かうだん
)
ものゝ
鉄扇
(
てつせん
)
でも
不可
(
いけな
)
い。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“講談”の意味
《名詞》
講談(こうだん)
演芸の一つで、軍記や武勇伝などを節をつけ、面白く語るもの。江戸時代までは講釈と称された。
(context、dated)講釈。解説。
(出典:Wiktionary)
“講談”の解説
講談(こうだん)とは、演者が高座におかれたと呼ばれる小さな机の前に座り、でそれを叩いて調子を取りつつ、軍記物(軍記読み)や政談など主に歴史にちなんだ読み物を観衆に対して読み上げる日本の伝統芸能のひとつ。
(出典:Wikipedia)
講
常用漢字
小5
部首:⾔
17画
談
常用漢字
小3
部首:⾔
15画
“講談”で始まる語句
講談物
講談倶楽部
講談本