“講談倶楽部”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かうだんくらぶ50.0%
こうだんクラブ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
或残暑のきびしい午後、保吉は学校の帰りがけにこの店へココアを買ひにはひつた。女はけふも勘定台の後ろに講談倶楽部かうだんくらぶか何かを読んでゐる。
あばばばば (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
「おい、大将」と呼びかけられて、猫八ねこはちは今まで熱心に読みふけってた講談倶楽部こうだんクラブから目をその方に転じた。その声ですぐその人だとは分ってたので、心易こころやすい気になって
猫八 (新字新仮名) / 岩野泡鳴(著)