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繁盛
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はんじやう
ふりがな文庫
“
繁盛
(
はんじやう
)” の例文
殊
(
こと
)
に
自分
(
じぶん
)
の
投宿
(
とうしゆく
)
した
中西屋
(
なかにしや
)
といふは
部室數
(
へやかず
)
も三十
近
(
ぢか
)
くあつて
湯
(
ゆ
)
ヶ
原
(
はら
)
温泉
(
をんせん
)
では
第
(
だい
)
一といはれて
居
(
ゐ
)
ながら
而
(
しか
)
も
空室
(
あきま
)
はイクラもない
程
(
ほど
)
の
繁盛
(
はんじやう
)
であつた。
湯ヶ原ゆき
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
市中のはづれだから、
繁盛
(
はんじやう
)
は夏分に限つてゐる。冬になれば、何か特別な目的がなければ、このはづれまで數尺の積雪を分けて來るものはないと云ふ。
泡鳴五部作:03 放浪
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
「かうなると、
繁盛
(
はんじやう
)
ばかりが面白いわけではないと思ふよ。」かう云つた敷島は澄し込んでゐる。
泡鳴五部作:04 断橋
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
少
(
すこ
)
し
當
(
あて
)
は
違
(
ちが
)
つたが
先
(
ま
)
づ/\
繁盛
(
はんじやう
)
に
越
(
こ
)
した
事
(
こと
)
なしと
斷念
(
あきら
)
めて
自分
(
じぶん
)
は
豫想外
(
よさうぐわい
)
の
室
(
へや
)
に
入
(
はひ
)
つた。
湯ヶ原ゆき
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
『さうです。
實際
(
じつさい
)
彼
(
あ
)
の
家
(
うち
)
が
今
(
いま
)
一
番
(
ばん
)
繁盛
(
はんじやう
)
するでしよう。』と
關羽
(
くわんう
)
の
鈴木巡査
(
すゞきじゆんさ
)
が
答
(
こた
)
へた。
湯ヶ原ゆき
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
▼ もっと見る
「いつ來ても、御商賣が
繁盛
(
はんじやう
)
しない樣だ。」
泡鳴五部作:03 放浪
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
繁
常用漢字
中学
部首:⽷
16画
盛
常用漢字
小6
部首:⽫
11画
“繁”で始まる語句
繁
繁昌
繁々
繁茂
繁華
繁殖
繁吹
繁文縟礼
繁多
繁花