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絹絲
ふりがな文庫
“絹絲”の読み方と例文
新字:
絹糸
読み方
割合
きぬいと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きぬいと
(逆引き)
漸
(
やつ
)
との
思
(
おも
)
ひ、
念力
(
ねんりき
)
で、
其
(
そ
)
の
婦
(
をんな
)
を
見
(
み
)
ました
時
(
とき
)
は、
絹絲
(
きぬいと
)
も、むれて、ほろ/\と
切
(
き
)
れて
消
(
き
)
えさうに、なよ/\として、
唯
(
たゞ
)
うつむいて
居
(
ゐ
)
たのであります。
三人の盲の話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
脂
(
あぶら
)
づいた白くて
滑
(
なめら
)
かな皮膚を、大胆極まる染模様のように、或は
緋
(
ひ
)
の
絹絲
(
きぬいと
)
の乱れる様に、太く細く伝い流れる血潮の縞は、白と赤との悪夢の中の放胆な曲線の交錯は
悪霊
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
嘗
(
かつ
)
て、
木下
(
きのした
)
さんの
柏木
(
かしはぎ
)
の
邸
(
やしき
)
の、
矢張
(
やつぱ
)
り
庭
(
には
)
の
池
(
いけ
)
の
蛙
(
かへる
)
を
捉
(
とら
)
へて、
水掻
(
みづかき
)
の
附元
(
つけもと
)
を(
紅
(
あか
)
い
絹絲
(
きぬいと
)
)……と
言
(
い
)
ふので
想像
(
さうざう
)
すると——
御容色
(
ごきりやう
)
よしの
新夫人
(
しんふじん
)
のお
手傳
(
てつだ
)
ひがあつたらしい。
番茶話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
絹絲(きぬいと)の例文をもっと
(3作品)
見る
絹
常用漢字
小6
部首:⽷
13画
絲
部首:⽷
12画
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絹
絹帽
絹布
絹糸
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絹紐
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絹紬
絹漉
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