“きぬいと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
絹糸83.3%
絹毛8.3%
絹絲8.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
となりのお使つかいは絹糸きぬいとのりっぱにとおったたまかえしてもらって、へいこうしてげていきました。
姨捨山 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
つきひかりが、しっとりと絹糸きぬいとのように、そらしたみなと町々まちまち屋根やねらしています。
港に着いた黒んぼ (新字新仮名) / 小川未明(著)
『織物に使はれる物の中で一番大切な綿は、亜熱帯の棉の木と云ふ植物から採るのだ。これは三尺から六尺位の高さの灌木同様の草で、其の黄色い大きな花は、やがて、綿の種類によつて純白な、或は薄黄色い色のかゝつた絹毛きぬいとの一杯詰つた、卵程の大きさの円莢まるざやになるのだ。この毛房けぶさの中央に種子がある。』
かつて、木下きのしたさんの柏木かしはぎやしきの、矢張やつぱにはいけかへるとらへて、水掻みづかき附元つけもとを(あか絹絲きぬいと)……とふので想像さうざうすると——御容色ごきりやうよしの新夫人しんふじんのお手傳てつだひがあつたらしい。
番茶話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)