“立(タ)” の例文
ヨキ文章(ブンショウ)ユエ、若(ワカ)キ真実(シンジツ)ノ読者(ドクシャ)、スナワチ立(タ)チテ、君(キミ)ガタメ、マコト乾杯(カンパイ)、痛(イタ)イッ! ト飛(ト)ビアガルホドノアツキ握手(アクシュ)。
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
さう云ふ話に這入らない中に、春の初めの此「言(イ)ひ立(タ)て」も、めでたく申しをさめねばならなくなつた。
山のことぶれ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
的(マト)言(イ)イアテルヨリハ、ワガ思念開陳(シネンカイチン)ノ体系(タイケイ)、筋(スジ)ミチ立(タ)チテ在(ア)リ、アラワナル矛盾(ムジュン)モナシ、一応(イチオウ)ノ首肯(シュコウ)ニ価(アタイ)スレバ、我事(ワガコト)オワレリ、白扇(ハクセン)サットヒライテ、スネノ蚊(カ)、追(オ)イ払(ハラ)ウ。
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
まつのけの なみたる見れば、いはひとの 我を見おくると、立(タ)たりし もころ(巻二十)
万葉集研究 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
唯大倭宮廷に古くあつた鎮魂術(タマフリ)の形式上の制約に入つて、舞踏を主として、反閇の効果を挙げようとしたのが、かぐらであり、「言(イ)ひ立(タ)て」によつて、精霊を屈服させようとする事と
み立(タ)たしの島をも家と棲む鳥も、荒びな行きそ。
万葉集研究 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
築(ツ)き立(タ)つ 稚室葛根(ワカムロツナネ)
日本文学の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)