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科
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こなし
ふりがな文庫
“
科
(
こなし
)” の例文
一方吾々下飯台の方は、幾月にも
斯様
(
こん
)
なお
手柔
(
てやわらか
)
なこきつかわれ方に
遭遇
(
でくわ
)
さないので、
却
(
かえっ
)
て拍子抜がして、変てこだが
遉
(
さすが
)
に嬉しさは顔や
科
(
こなし
)
に隠されぬ。
監獄部屋
(新字新仮名)
/
羽志主水
(著)
左の手に片袖を
攫
(
つか
)
み、右の手にて我左の袖をかかげしまま、左の二の腕を握り、右足を高欄へかけ、きつと見え、この
科
(
こなし
)
にてせりあげになる所もまた立派なり。
両座の「山門」評
(新字旧仮名)
/
三木竹二
(著)
いつか詞か
科
(
こなし
)
で、女が薄情な根性を
曝露
(
ばくろ
)
したら、その時面と向ってそう云って
遣
(
や
)
りたい。もう
疾
(
と
)
うからお前が面を
被
(
かむ
)
っているという事は知っていた。
己
(
おれ
)
は胸が悪かった。
みれん
(新字新仮名)
/
アルツール・シュニッツレル
(著)
あれよあれよ、古狐が、坊主に化けた
白蔵主
(
はくぞうす
)
。したり、あの
凄
(
すご
)
さ。
寂
(
さびし
)
さ。我は化けんと思えども、人はいかに見るやらん。尻尾を案じた後姿、振返り、見返る処の、
科
(
こなし
)
、
趣
(
おもむき
)
。
白金之絵図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
衣裳
(
いしやう
)
の好みや
身体
(
からだ
)
の
科
(
こなし
)
が
此
(
この
)
種類の女としては水際だつて
品
(
ひん
)
の好い物優しい所がある。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
▼ もっと見る
(画家
科
(
こなし
)
あり。令嬢
徐
(
しずか
)
に。)ええ。年上でございますよ。それにきのうとは違いますの。(調子を変う。)しかし兎に角、お互に普通の人間でだけは無い事が分りましたのでございますね。
家常茶飯 附・現代思想
(新字新仮名)
/
ライネル・マリア・リルケ
(著)
只左の中指に太い印形付きの黄金指環が変に目についた、其次の男は中肉中背の若い男だが、体の
科
(
こなし
)
から、互の会話振から一人で切廻したがる才子風の所がアリアリと現われて居る。
監獄部屋
(新字新仮名)
/
羽志主水
(著)
“科”の意味
《名詞》
(とが 「咎」とも)非難・懲罰されるべき行為。
(カ)生物の分類のひとつ。界-門-綱-目-科-(族)-属-(節)-種
(出典:Wiktionary)
科
常用漢字
小2
部首:⽲
9画
“科”を含む語句
罪科
莫斯科
科白
科学
大英百科全書
前科者
科人
外科
蓼科
理科
科長
科学者
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教科書
科戸
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蓼科山
学科
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