“蘭科”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
らんか75.0%
らんくわ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、採取した百合科ゆりか龍胆科りんどうか蘭科らんか植物などの薬草を種々くさぐさそこへ取り出して、その医効を説明したり、また本草の由来を聞かせたりして
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
一階は表へひらいた店になっていて、たくさんの花の鉢をならべ、また上からは蘭科らんかの植物などをぶらさげてある絵までかいてあるのだった。
一坪館 (新字新仮名) / 海野十三(著)
ナニ横着わうちやくな事があるものか、イエあれはほんの心ばかりのいはひなんで、如何いかにもめづらしい物を旧主人きゆうしゆじんからもらひましたんでね、じつ御存知ごぞんぢとほり、ぼく蘭科らんくわはう不得手ふえてぢやけれど、時勢じせいに追はれてむを
八百屋 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)