“らんか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
蘭科27.3%
蘭花18.2%
欄下18.2%
爛柯9.1%
濼河9.1%
蘭化9.1%
蘭家9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一階は表へひらいた店になっていて、たくさんの花の鉢をならべ、また上からは蘭科らんかの植物などをぶらさげてある絵までかいてあるのだった。
一坪館 (新字新仮名) / 海野十三(著)
蘭花らんかまぶたは恩人に会ってなんだ
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
皇后ノ宮の武士景正は、賊と渡りあって欄下らんかに斬り落され、滝口ノ武者もたくさん寄って来て「そこぞ」「彼方ぞ」「逃がすな」と、台盤所だいばんどころから藤壺にまで屋鳴やなりが駆けわたっていた。
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「元信はよく爛柯らんかを描いたものらしい」
ガラマサどん (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
「君は我輩の爛柯らんかを見たね?」
ガラマサどん (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
濼河らんか上流の地を北京の背面とすれば、済南は、実に、その前面、腹部にあたるの観がある。而して、青島チンタオへの沿線には、坊子、博山、淄川るせん、章邱等に約十八億トンの石炭が埋蔵されている。
武装せる市街 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)
就中なかんずく明和八年三月五日、蘭化らんか先生の宅にて始めてターフルアナトミアの書に打向い
蘭学事始再版之序 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
所がさいわいに江戸に桂川かつらがわと云う幕府の蘭家らんかの侍医がある。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)