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祝詞
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のつと
ふりがな文庫
“
祝詞
(
のつと
)” の例文
巫子
(
かんなぎ
)
祝詞
(
のつと
)
をはり、湯の
沸上
(
わきあが
)
るにおよびて、
吉祥
(
よきさが
)
には釜の鳴る
音
(
こゑ
)
牛の
吼
(
ほ
)
ゆるが如し。
凶
(
あし
)
きは釜に音なし。是を吉備津の
御釜祓
(
みかまばらひ
)
といふ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
神官
(
しんくわん
)
は
小
(
ちひ
)
さな
筑波蜜柑
(
つくばみかん
)
だの
駄菓子
(
だぐわし
)
だの
鯣
(
するめ
)
だのを
少
(
すこ
)
しばかりづつ
供
(
そな
)
へた
卓
(
しよく
)
の
前
(
まへ
)
に
坐
(
すわ
)
つて
祝詞
(
のつと
)
を
上
(
あ
)
げた。
其
(
そ
)
れは
大
(
おほ
)
きな
厚
(
あつ
)
い
紙
(
かみ
)
へ
書
(
か
)
いたので、それを
更
(
さら
)
に
紙
(
かみ
)
へ
包
(
つゝ
)
んだのであつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
包紙
(
つゝみがみ
)
は
幾度
(
いくたび
)
か
懷
(
ふところ
)
へ
出
(
だ
)
し
入
(
い
)
れしたと
見
(
み
)
えて
痛
(
いた
)
く
擦
(
す
)
れて
汚
(
よご
)
れて
居
(
ゐ
)
る。
祝詞
(
のつと
)
は
極
(
きは
)
めて
短文
(
たんぶん
)
であつた。
神官
(
しんくわん
)
はそれを
極
(
きは
)
めて
悠長
(
いうちやう
)
に
聲
(
こゑ
)
を
張
(
は
)
り
上
(
あ
)
げて
讀
(
よ
)
んだがそれでも
幾
(
いく
)
らも
時間
(
じかん
)
が
要
(
い
)
らなかつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
“祝詞”の解説
祝詞(のりと)は、神道の祭祀において神に対して唱える言葉で、文体・措辞・書式などに固有の特徴を持つ。
(出典:Wikipedia)
祝
常用漢字
小4
部首:⽰
9画
詞
常用漢字
小6
部首:⾔
12画
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