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社家
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しやけ
ふりがな文庫
“
社家
(
しやけ
)” の例文
社家
(
しやけ
)
とも寺とも、
寮
(
れう
)
ともつかぬ門構へ、百壽園と船板の看板、
洒落
(
しやれ
)
たやうな、氣障なやうな、異樣な構への家に、八五郎は案内したのです。
銭形平次捕物控:322 死の秘薬
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
本多家ではまた
異
(
ちが
)
つた伝説を持つてゐる。本多家の祖先
某
(
なにがし
)
はもと加茂の
社家
(
しやけ
)
であつたが、豊後の
本多荘
(
ほんだのしやう
)
に流されたので、本多を名乗るやうになつた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
尋
(
たづぬ
)
るに
元
(
もと
)
大和國
(
やまとのくに
)
南都
(
なんと
)
春日
(
かすが
)
の
社家
(
しやけ
)
大森隼人
(
おほもりはいと
)
の次男にて
右膳
(
うぜん
)
と
云者
(
いふもの
)
有
(
あり
)
しが是を
家督
(
かとく
)
にせんと
思
(
おもひ
)
父の隼人は右膳に
行儀
(
ぎやうぎ
)
作法
(
さはふ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
神主
(
かんぬし
)
宮氏の家に
貞和
(
ぢやうわ
)
文明
(
ぶんめい
)
の頃の
記録
(
きろく
)
今に
存
(
そん
)
せり。
当主
(
たうしゆ
)
は
文雅
(
ぶんが
)
を
好
(
このみ
)
、
吟詠
(
ぎんえい
)
にも
富
(
とめ
)
り、
雅名
(
がめい
)
を
正樹
(
まさき
)
といふ。
余
(
よ
)
も
同好
(
どうこう
)
を以て
交
(
まじはり
)
を
修
(
おさ
)
む。
幣下
(
へいした
)
と
唱
(
となふ
)
る
社家
(
しやけ
)
も
諸方
(
しよはう
)
にあまたある大社也。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“社家”の意味
《名詞》
神職を世襲する家柄。
神職。神主。
(出典:Wiktionary)
“社家”の解説
社家(しゃけ)とは、日本の身分のひとつ。代々特定神社の奉祀を世襲してきた家(氏族)のことである。身分制度としては明治維新により1871年に廃止されたが、社家の一部は華族に列し、地方の神社はその後も旧社家が世襲を続けているケースが多い。
(出典:Wikipedia)
社
常用漢字
小2
部首:⽰
7画
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
“社”で始まる語句
社
社稷
社会
社會
社殿
社界
社員
社頭
社日
社中