“盜(たう)” の例文
新字:盗
然らずして、徒(いたづら)に聞見を貪(むさぼ)るのみならば、則ち或は傲(がう)を長(ちやう)じ非を飾(かざ)らんことを恐る。謂はゆる寇(こう)に兵を假(か)し、盜(たう)に糧(りやう)を資(し)するなり、虞(おもんぱか)る可し。
其子(そのこ)曰(いは)く、「築(きづ)かずんば且(まさ)に盜(たう)有(あ)らんとす」と。其(その)鄰人(りんじん)の父(ちち)も亦(また)云(い)ふ。暮(くれ)にして果(はた)して大(おほい)に其財(そのざい)を亡(うしな)ふ。其家(そのいへ)甚(はなは)だ其(そ)の子(こ)を(一〇一)知(ち)として、鄰人(りんじん)の父(ちち)を疑(うたが)へり。