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痛
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いと
ふりがな文庫
“
痛
(
いと
)” の例文
「わたしな、数字みただけで頭が
痛
(
いと
)
うなるんで。県立の試験やこい、だれがうけりゃ。その日になったら、わたし、病気になってやる」
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
そいからまたしても
痛
(
いと
)
なり出して、今度は前よりもっと苦しそうにのた打ち廻って、何や血の
塊
(
かたまり
)
みたいなもんが出たらしいいうたりするのんですが
卍
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
と立上りながら振切って百度の
籤
(
くじ
)
をぽんと投付けると、柳田典藏の顔へ
中
(
あた
)
ったから
痛
(
いと
)
うございます。はっと
面
(
つら
)
を押えて居るうち
戸外
(
おもて
)
へ駈出しました。
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「ウーム、フフフ、
痛
(
いと
)
うござる、痛うござる」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「お
痛
(
いと
)
うございましょう?」
苦心の学友
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
▼ もっと見る
「
痛
(
いと
)
ござんしょう。」
黴
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
孝「
痛
(
いと
)
うございます、
貴方
(
あなた
)
左様な事を仰しゃっても、
篤
(
とく
)
と胸に聞いて御覧遊ばせ、
虚弱
(
ひよわ
)
い草履取をお
打
(
ぶ
)
ちなすッて」
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
何ぞまた訳でもあるような気イしてめったなこといわれへん思てるうちに、「ああ
痛
(
いた
)
、……また
痛
(
いと
)
なって来た」いうてお
腹
(
なか
)
さすり出しなさったのんです。
卍
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
「まだおからだがお
痛
(
いと
)
うございますか」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
尤
(
もっと
)
も番頭さんには事情を明かしたんやのうて、ただ必要な薬品だけもろて、それをええ加減に調合したのんで、間違うてたんかどうか、よんべ
俄
(
にわ
)
かにお
腹
(
なか
)
痛
(
いと
)
なり出して
卍
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
孝「
痛
(
いと
)
うございます、どんなに突かれても
抓
(
つね
)
られても、覚えのない事は云いようがありません」
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
曲「あ
痛
(
いた
)
/\/\
痛
(
いと
)
うごぜえやす、どうか御勘弁を…悪い事はふッつり
止
(
や
)
めますから」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
○「成程是は
尤
(
もっと
)
もです、
痛
(
いと
)
うござえましたろう、其処に大きな石があったんで」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
母「へえ、旅の
者
(
もん
)
でござえますが、道中で
塩梅
(
あんべえ
)
が悪くなりましてね、快くなえうち歩いて来ましたから、原
中
(
なけ
)
え掛って寸白が起って
痛
(
いと
)
うごぜえますから、観音様のお堂をお借り申しました」
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“痛(痛み)”の解説
本記事では神学、哲学、文学等々で扱われている痛みあるいは苦痛 (いずれも pain)を扱う。
痛みについては、(医師などばかりでなく)哲学者や神学者などもしばしば論じてきた。近年では、人間の経験(や現象)というものが持つ基本的な性質に関して哲学的な議論を行うときや、クオリアについて論じる時などに、しばしば言及されている。
(出典:Wikipedia)
痛
常用漢字
小6
部首:⽧
12画
“痛”を含む語句
痛痒
苦痛
悲痛
頭痛
疼痛
痛所
痛々
心痛
手痛
痛苦
腹痛
痛快
痛事
痛入
痛恨
痛切
歯痛
頭痛膏
痛足
痛心
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