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獻立
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こんだて
ふりがな文庫
“
獻立
(
こんだて
)” の例文
新字:
献立
否
(
いや
)
、
予
(
よ
)
は
汝
(
なんぢ
)
が
氣
(
き
)
に
入
(
い
)
りたれば、
餘人
(
よじん
)
にては
氣
(
き
)
に
入
(
い
)
らず、
獻立
(
こんだて
)
は
如何樣
(
いかやう
)
にても
可
(
よ
)
し、
凡
(
およ
)
そ
汝
(
なんぢ
)
が
心
(
こゝろ
)
にて
此
(
これ
)
ならば
可
(
よ
)
しと
思
(
おも
)
はば
其
(
それ
)
にて
可
(
よ
)
きなり
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
後ろを振り返つて見ようかと言ふ、恐ろしい誘惑を感じますが、振り返つたら最後、一切の
獻立
(
こんだて
)
は打ち壞しです。
銭形平次捕物控:013 美女を洗ひ出す
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
御一笑可
レ
被
レ
下候。老公も此廿五日御軍制改正の御
掛
(
かゝり
)
被
二
仰渡
一
、御登城に相成申候。何樣の
獻立
(
こんだて
)
に御座候哉、其後水府へ參不
レ
申候に付、
模樣
(
もやう
)
相分不
レ
申候。追而細事申上候樣仕申候。
遺牘
(旧字旧仮名)
/
西郷隆盛
(著)
汝
(
なんぢ
)
が
可
(
よ
)
しと
思
(
おも
)
ふことならば
予
(
よ
)
は
何
(
なに
)
にても
可
(
よ
)
し、
些
(
ちと
)
變
(
かは
)
りたる
望
(
のぞみ
)
なるが、
汝
(
なんぢ
)
思附
(
おもひつき
)
の
獻立
(
こんだて
)
を
仕立
(
した
)
てて
一膳
(
いちぜん
)
予
(
よ
)
に
試
(
こゝろ
)
みしめよ
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「ちやんと
獻立
(
こんだて
)
は出來てゐるね。行つて見よう、八」
銭形平次捕物控:248 屠蘇の杯
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
彼者
(
かのもの
)
迷惑
(
めいわく
)
して、「つひに
獻立
(
こんだて
)
を
仕
(
つかまつ
)
りたる
覺
(
おぼ
)
えござなく、
其道
(
そのみち
)
は
聊
(
いさゝか
)
も
心得候
(
こゝろえさふら
)
はねば、
不調法
(
ぶてうはふ
)
に
候
(
さふらふ
)
、
此儀
(
このぎ
)
は
何卒
(
なにとぞ
)
餘人
(
よじん
)
に
御申下
(
おんまをしくだ
)
さるべし」と
困
(
こう
)
じたる
状
(
さま
)
なりけり。
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
獻
部首:⽝
20画
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
“獻”で始まる語句
獻
獻上
獻物
獻酬
獻納
獻公
獻祭
獻言
獻納者
獻納豚