“こんだて”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
献立85.2%
獻立14.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
アハセもしくはオカズという副食物も、大体に手数のかからぬ物をきめて、いつも同じような献立こんだてをくりかえしていた。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
土曜日の晩には、炊事部すいじぶはみんなの弁当の献立こんだてをするのに忙しかった。次郎が道順の相談のために、各室に引っぱりこまれたことはいうまでもない。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
御一笑可下候。老公も此廿五日御軍制改正の御かゝり仰渡、御登城に相成申候。何樣の獻立こんだてに御座候哉、其後水府へ參不申候に付、模樣もやう相分不申候。追而細事申上候樣仕申候。
遺牘 (旧字旧仮名) / 西郷隆盛(著)
なんぢしとおもふことならばなににてもし、ちとかはりたるのぞみなるが、なんぢ思附おもひつき獻立こんだて仕立したてて一膳いちぜんこゝろみしめよ
十万石 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)