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一膳
ふりがな文庫
“一膳”の読み方と例文
読み方
割合
いちぜん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いちぜん
(逆引き)
それでは御免
蒙
(
こうむ
)
って、
私
(
わし
)
は
一膳
(
いちぜん
)
遣附
(
やッつ
)
けるぜ。
鍋
(
なべ
)
の底はじりじりいう、
昨夜
(
ゆうべ
)
から気を
揉
(
も
)
んで酒の虫は揉殺したが、
矢鱈
(
やたら
)
無性
(
むしょう
)
に腹が空いた。
葛飾砂子
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
自分はこの長い町を通りながら、自分らに適当と思う程度の
一膳
(
いちぜん
)
めし屋をついに九軒まで勘定した。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
桂正作は武士の子、今や彼が一家は非運の底にあれど、ようするに彼は紳士の子、それが下等社会といっしょに
一膳
(
いちぜん
)
めしに舌打ち鳴らすか、と思って涙ぐんだのではない。けっしてそうではない。
非凡なる凡人
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
一膳(いちぜん)の例文をもっと
(6作品)
見る
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
膳
常用漢字
中学
部首:⾁
16画
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一膳飯
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