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燭奴
ふりがな文庫
“燭奴”の読み方と例文
読み方
割合
つけぎ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つけぎ
(逆引き)
兼
(
かね
)
博勞
(
ばくらう
)
が
顧
(
かへり
)
みた
時
(
とき
)
女房等
(
にようばうら
)
は
割
(
わ
)
つた
燭奴
(
つけぎ
)
の
先
(
さき
)
を
突
(
つ
)
つ
掛
(
か
)
けては
香煎
(
かうせん
)
を
口
(
くち
)
へ
含
(
ふく
)
んで
面倒
(
めんだう
)
に
嘗
(
な
)
めて
居
(
ゐ
)
たのであつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
その八百屋の前を通った時、お君さんの視線は何かの
拍子
(
ひょうし
)
に、葱の山の中に立っている、竹に
燭奴
(
つけぎ
)
を挟んだ
札
(
ふだ
)
の上へ落ちた。札には
墨黒々
(
すみくろぐろ
)
と
下手
(
へた
)
な字で、「
一束
(
ひとたば
)
四銭
(
よんせん
)
」と書いてある。
葱
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
彼
(
かれ
)
はそれでも
根
(
こん
)
よく
白
(
しろ
)
い
瓦斯絲
(
ガスいと
)
を
縱横
(
じゆうわう
)
に
畑
(
はたけ
)
の
上
(
うへ
)
に
引
(
ひ
)
つ
張
(
ぱ
)
つてひら/\と
燭奴
(
つけぎ
)
を
吊
(
つ
)
つて
威
(
おど
)
して
見
(
み
)
た。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
燭奴(つけぎ)の例文をもっと
(3作品)
見る
燭
漢検準1級
部首:⽕
17画
奴
常用漢字
中学
部首:⼥
5画
“燭”で始まる語句
燭
燭台
燭火
燭光
燭臺
燭涙
燭力
燭燈
燭影
燭明
“燭奴”のふりがなが多い著者
長塚節
芥川竜之介